街中では脱毛サロンの看板を多く見かけますよね。
ショッピングで人気の街や駅前はまさに脱毛サロン激戦区です。
さまざまな脱毛サロンがしのぎを削って宣伝PRしてます。
どの脱毛サロンも魅力的でどこにするか迷ってしまいますよね?
その脱毛サロンの脱毛方式、どこも同じだと思っていませんか?
実は、脱毛サロンごとに脱毛方式は違います。
脱毛施術には“痛み”を伴うことがあります。
方式によって痛みの感じ方も違いますから、脱毛サロンのサービスやキャンペーンだけでなく、脱毛方式もチェックが必要です。
それと脱毛サロンでの脱毛効果は、あくまでもオフヘア(制毛)、抑毛だということは理解しておいてください。
完全に永久脱毛したかったら、医療レーザー脱毛のみ!ですから。
IPL脱毛方式とは?
IPLは「インテンス・パルス・ライト」の略です。
頭文字を取ってIPLとなっています。
脱毛サロンの「光脱毛(フラッシュ脱毛)」の種類の一つです。
インテンス・パルス・ライトという光を、ムダ毛のある部位に照射することにより、毛根にダメージを与える方式です。
各サロンごとに専用の特殊なジェルを使用しており、そのジェルを塗って照射します。
このジェルは、冷却ジェルです。
照射が安全と言われていますが、多少熱を感じるために使用されています。
肌への負担を軽くし、光が吸収されるようにするためにも塗ります。
施術を繰り返すことにより、脱毛効果を得られるとしています。
このインテンス・パルス・ライトは、日本人の黒い毛のメラニン色素にのみ作用する性質があります。
レーザーと比べ、火傷のリスクが少ないと言われています。
ですが、敏感肌のかたは肌トラブルを避けるためにお試しなどが出来るサロンが良いですね。
施術は、光の照射と停止を繰り返すことにより肌の温度の上昇を防ぎます。
もともと、エステサロンの美肌用(フォトフェイシャル)として使われていたIPLの光ですので、毛穴の引き締めなどの効果も得られます。
IPL脱毛とSSC脱毛はどうちがうの?
「光脱毛(フラッシュ脱毛)」のもう一つのSSC脱毛方式と比べて、どうちがうか?が気になりますね。
答えから先に言いますと、
「大きな違いはありません!」
えっ?じゃあ、どこでも同じじゃない?と思いましたね?
確かに大きな違いはないのですが、小さな違いはあります。
何年かかけて施術するワケですから、この「小さな違い」がポイントになってくるのです。
簡単に“脱毛方法”のおさらいから
●SSC脱毛方式は、特殊なビーンズジェルというジェルを脱毛部位に塗り、クリプトンライトというこちらも特殊な光を当て、
ジェルの中の抑毛成分を割ることにより毛穴に浸透させ制毛効果が期待できる、と言うものです。
●IPL脱毛方式は、毛のメラニン色素にのみ反応する光を照射し、毛根に熱ダメージをあたえることにより、脱毛効果が期待できます。
・脱毛効果
⇒SSC脱毛方式、ジェルの抑毛成分が溶け出し浸透するのでIPLより効果がでにくいです。
産毛にも効果あり。
⇒IPL脱毛方式、毛根にダイレクトに働きかけます。
徐々に細く薄い毛になっていきます。
産毛は苦手ですが、パワーがSSC脱毛方式より強いので脱毛効果は高いです。
・美肌効果は?
⇒SSC脱毛方式の専用ジェルで美肌効果があります。
⇒IPL脱毛方式は、ほとんどのサロンごとに専用ジェルがあり保湿・美肌効果があります。
光を毛根に照射すると、70度前後の熱になります。
その熱から肌を守るためにジェルを塗布しています。
なかにはジェルが不要なサロンもあります。
★ジェルの“あり”“なし”について体験者の声
“あり”
・冷たくて寒くなる
・いちいち塗るので時間がかかる
・ふき取るときに痛みがある
“なし”
・塗ったほうが効果が高そうなんだけど・・・。
と“あり”“なし”でそれぞれ違いがあります。
ほとんどの脱毛サロンでジェルを塗っていますが、不要と答えたサロンにはちゃんとした理由があるのです。
それは、「照射口が−4度まで冷やしてくれる」からです。
マシンが違うのです。
他の理由としては、ジェルを塗っている時間がない分、施術時間が短くて済む、など。
ジェルがありでもなしでも、結果には違いはありません。
ただ、ジェルがないと施術後肌が若干熱くなっています。
・痛み
⇒SSC脱毛方式は、痛みを軽減する目的で開発されたものですので、IPL脱毛方式より痛みは軽いです。
⇒IPL脱毛方式は、毛根に光を照射して熱で焼きますので、一瞬痛みがあります。
【IPL脱毛方式のメリット】
・施術時間が短い
(例:両わきなら5分程度)
・徐々に毛が少なくなる
・肌がきれいになる
・埋没毛に効果的
・太く濃い毛でも効果あり
・照射範囲が広いので背中や太ももに効果的
・脱毛のために毛を伸ばしておかなくてよい
【IPL脱毛方式のデメリット】
・色黒の人は肌にも反応して火傷のようになる可能性がある
・脱毛の効果を得るために施術回数がある程度必要
※2年前後は必要
・ホクロや黒いシミなどがある部位は、対策をしてからでないと施術できない
(肌色のテープやファンデーションで色を隠してから)
・痛みは少ないが、一番痛いときはゴムでパチンとされたくらいの痛みを感じる
・脱毛効果が出る人と出ない人のムラがある
・専用ジェルでカラダが冷えるなどの不評もあり
・産毛は苦手
【IPL脱毛方式が向く人】
・自己処理で肌を痛めたくない人
【IPL脱毛方式が向かない人】
・敏感肌の人
※火傷などの肌トラブルの可能性があります
痛みを強く感じる場合もあります
・乾燥肌の人
※肌へのダメージを受けやすいため、火傷などの肌トラブルの可能性があります
また、痛みを強く感じる場合もあります
★★まとめ★★
・IPL脱毛方式とは?
・IPL脱毛とSSC脱毛はどうちがうの?
・IPL脱毛方式のメリット
・IPL脱毛方式のデメリット
・IPL脱毛方式が向く人
・IPL脱毛方式が向かない人
IPL脱毛方式で得られる効果は、制毛や抑毛と先に書きました。
永久脱毛ではないとしたのですが、絶対生えてくる、と言う訳でもないのです。
施術を繰り返す度に、徐々にムダ毛は減っていきます。
その効果が長続きするかしないかは、光脱毛の歴史が短すぎてまだわからないのです。
ですが、IPL脱毛をしてムダ毛処理から解放された、と言う方が少なくありません。
というのは、IPL脱毛は産毛が苦手なのですが、
徐々に減って細くなってきた毛(産毛)に適切な光を当てる脱毛技術があれば、高い効果を得られるからです。
しっかりした脱毛サロンを選ぶことが大事になりますが、効果を得るためには「根気」よく施術することも大切です。