「ねえ、体毛って種類があるって知ってた?」
「ん?体毛って体に生えてる毛のことだよね?
種類って・・・太いとか細いとか、長いとか短いとか、硬いとか柔らかいってことでしょ!(どや顔で)」
「あ・・・残念!違うんだなコレが!」
「じゃあ、分かった。剛毛と柔毛でしょ!」
「いや・・・それ先に言ったことと同じだし。多分答えはでないわ・・・。」
あなたはご存知でしたか?体毛の種類。
ムダ毛処理するには、この「体毛の種類」と「特徴」を知っておくと、よりスムーズに処理でき、
しかも、生えてきた毛を通して自分の体調が分かるようになることと思われます。
【体毛の種類は2種類!】
体毛は「性毛」と「無性毛」の2種類あります。
まず、
●『性毛』について
「性毛」は、第二次性徴期に生えてくる体毛のことです。
第二次性徴期とは、
子どもから大人へ体つきが変化する時期です。
性差のことで、男女がそれぞれ性的に熟成する時期のことです。
この「性毛」も2つの種類があります。
「男性毛」と「両性毛」です。
どのような体毛かというと、
◎男性毛
・頭頂部
・前頭部
・ヒゲ
・胸毛
・陰毛上部
・手や足の硬く太い毛
・背中
◎両性毛
・陰毛下部
・ワキ
<「性毛」の特徴>
・太い
・生えてくる方向が一定ではない
・うねっている毛が多い
・毛周期が長い(1〜2年)
・毛包組織が強いため、脱毛処理には時間がかかることが多い
●『無性毛』
「無性毛」は、、第二次性徴期に関係なく生えてくる体毛のことです。
男女での違いはありません。
どのような体毛かと言うと
・側頭部
・後頭部
・眉毛
・まつ毛
・手や足の太くない毛
<「無性毛」の特徴>
・細い(多くは)
・生えてくる方向が一定している
・毛周期が性毛より短い
・脱毛処理にも時間がかからない(性毛より)
【ムダ毛とホルモンの関係】
体毛の種類の中で、「性毛」の一部を「ムダ毛」と感じているかたが多いようです。
この「性毛」はホルモンと強く関わりあっています。
女性だから男性ホルモンは関係ない!というワケではなく、男性ホルモンは分泌されています。
さすがに男性よりも10分の1程度の分泌量ですが、この男性ホルモンが「性毛」の成長を促進させています。
つまり、女性の場合、男性ホルモンが活発になる、過剰に分泌される、となるとムダ毛が濃く太く生えてくるわけです。
たまに、男性以上に仕事が出来る女性に口ひげが生えた!?みたいなギャク?の話があったりするのですが、
これは、あながちウソではないんです。
仕事でストレスや睡眠不足が続き、ホルモンバランスが崩れ、
男性ホルモンが活発になり、男性毛であるヒゲが濃くなって生えてきたということなんです。
他の症状としては、
・ムダ毛処理の回数が増えてきた(濃くなってきた)
・口周りの産毛が濃くなってきたようだし、太い毛もたまにある
などがあるようです。
では、男性ホルモンの分泌量を減らしたらいいのでは?となりますね?
確かにその通りで、過剰な男性ホルモンを減らすか、女性ホルモンの分泌を促すか、
ともかくホルモンのバランスを整えることが大事になります。
【ホルモンバランスの乱れの原因は?】
ホルモンバランスの乱れの原因は、いくつか考えられます。
また一つの原因ばかりでなく、いつくかが複合となっている場合が多いです。
★原因その1
ストレス
ストレスも悪いことばかりではなく、向上するためには必要です。
ですが、過剰に感じてしまうと男性ホルモンが活発になってしまうのです。
ストレスを出来るだけ回避するような自分なりの方法を見つけることがポイントです。
まだ、ストレスを自覚できる方はいいのですが、なかには強いストレスがあることに
自分自身で気づけない方もいます。
これはまた別の話になってしまうので深く突っ込みませんが、
そのようなかたこそ、自分のカラダに現れている状態を客観視することが大切です。
あなたのそのムダ毛、濃くなってませんか?
ムダ毛の原因が意外なところにあるかもしれませんよ。
★原因その2
睡眠不足
睡眠時間が短いと内分泌系や免疫力に悪影響を及ぼすと言われています。
そのうえ、夜中までパソコンやスマホ・携帯電話などで夜更かししていませんか?
寝る直前までいじっているパソコンやスマホの「ブルーライト」は、深い眠りにつける
「ノンレム睡眠」を邪魔すると言われています。
しっかり睡眠時間はとっているけど、なんだかぐっすり眠れないとか、
寝つきが悪いなどと、思い当たるところがあれば「ブルーライト」が原因かもしれません。
寝る直前までパソコンやスマホは使用しないほうが良いでしょう。
平均睡眠時間は最低でも6時間は欲しいですね。
夜10時〜夜中2時には肌のダメージを修復してくれる成長ホルモンが分泌されますから、
この時間に睡眠をとれるとお肌もきれいになります。
怖いことに、この時間帯に起きていると男性ホルモンが活発になると言われています。
せめて12時までには寝て欲しいものです。
睡眠の時間と質を上げることは、ホルモンのバランスを整える重要な一つです。
★原因その3
偏った・不規則な食生活
栄養のバランスが偏った、または不規則な食生活もホルモンバランスを崩します。
つまり、ダイエットはもちろん、肥満も要注意です。
肥満は男性ホルモンを活発にすると言われています。
また、男性ホルモンの分泌を活発にする食べ物を好んで食べると、ムダ毛が濃くなることも
考えられます。
代表的なのは、牛肉の赤身です。
もともとの好みもあるでしょうが、こんなことがムダ毛の原因かもしれませんよ。
【ムダ毛減らしたい!女性ホルモンを増やしたい!】
ならば、一番良いのは
『ときめく』ことです。
既婚者に不倫しろと言っているのではないですよ!お間違えなく!!
例えば、好きなドラマや映画を見て「ドキドキ」とときめくのも良いです。
好きなアイドルが出来たら一番健康的ではないでしょうか?
元気の源にもなりますし、女性ホルモンUPでムダ毛も減って肌もつやつやになるかもしれませんよ。
あえて注意として、あまりのめり込みすぎないことですね!、
★★まとめ★★
・体毛の種類は2種類!
性毛
無性毛
・ムダ毛とホルモンの関係
・ホルモンバランスの乱れの原因は?
・ムダ毛減らしたい!女性ホルモンを増やしたい!
体毛の種類には、ホルモンが深く関わっています。
ムダ毛の処理方法ばかりに目が行きがちですが、そのムダ毛、自分で増やしていたのかも知れません。
思い当たることがあるのなら、気になるところを改善してみる価値があるのではないでしょうか?
体毛の種類と特徴を知っておくと、現在の自分の精神状態や健康状態が分かると言っても過言ではありません。
以前より濃くなっていたり、増えていたりしたら、少し自分のための時間をとって労わってみませんか?